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リユース&リサイクルシステムづくり

2023/04/20

「リユースプロジェクト-めぐる」の純米酒の仕込みに参加

「めぐる」という純米酒をご存じですか?地域に根ざしたびんリユースシステムをめざす「リユースプロジェクト-めぐる」が行っている活動から生まれたお酒です。

「めぐる」の原料米は愛知出身の「あいちのかおり」。名古屋で回収した食品残渣からつくった有機肥料を使い、弥富市の生産者が「おかえりライス」として栽培。このお米を愛西市の酒蔵が手塩にかけて醸造しています。

「めぐる」はリユースを目的とした「Rマークびん」を使用。空きびんは、名古屋市内各区にあるショッピングセンターなど定期開催されるリユース&リサイクルステーションで回収しています。

「めぐる」の誕生には歴史があり、2006年/「なごや循環型社会・しみん提案会議」の重点プロジェクトのひとつとして始動、2010年/地産地消とのタイアップを模索する中で「おかえりやさい」プロジェクトと出会って「循環の酒・めぐる」が誕生。2019年には、なごや環境大学教育講座&バスで巡るツアーが行われましたが、コロナ禍で中断しています。

しかし、愛西市の酒蔵で行われた「めぐるの仕込み」には、今年も参加しました!現場の様子をレポートします。

「めぐる」P.J.の図 人・作る人・売る人・返す人が一緒に取り組むことで循環する

 

江戸時代から続く酒蔵「水谷酒造」で蒸される「あいちのかおり」

 

手仕事で行われる自然冷却「放冷」

 

「めぐる」生原酒

 

びんに刻印されたRマーク

(広瀬由利子/中部リサイクル運動市民の会 理事。「リユースプロジェクト-めぐる」構成員)

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