井澤 知旦 (いざわ ともかず)  理事

井澤知旦写真 大阪市生まれで大学から名古屋へやってきました。それ以来、大阪は地盤沈下です。「三つ子の魂百まで」という諺がありますが、大阪で育ったせいか「笑わせてなんぼ」から抜け切れません。笑いのない講演会は地獄です。
日頃は株式会社都市研究所スペーシアでまちづくりのコンサルタントをしています。都市計画や都市開発の分野は斜陽です。陽が昇る環境分野とは対照的です。まちづくりの中では、都市建設から都市経営へと大きくシフトしてきています。主体が作り手から使い手への変化なのです。しかし、都市建設に比べて、都市経営は資金が多くは動かないし、民間企業のように売り上げや経常利益というモノサシが明確でないので、ノウハウ対価が低いのが実状です。外資系の著名な企業コンサルタントが書いた本にコンサル単価が載っていました。「まちづくり系とかわらない単価だ」と一見思ったものの、よく見ると時間単価と日単価の違いがありました。なんと8〜10倍の違いで企業系がよい !
まちづくりに資金を出せるのは今のところ国や地方公共団体です。都市経営に対する行政評価をきちっとしなければ、単価も低いままです。 (後千代さん、たのみますよ。)
中部リサイクルもきちっと組織経営をしていかなくてはなりません。NPOでよくある「単価が安いから」仕事を得た、では疲弊します。高い専門性があり、事業遂行の安定性があることで評価されるべきでしょう。新たな一歩を踏み出せるかどうかはそこにかかっているといえます。

関心分野

・公共空間は誰のもの ?
公共空間の地域共同管理・運用システムのあり方の追究とオープンカフェによる実践
・地域資源 (歴史・文化、景観、マンパワー等) の再評価とその有効活用 (観光、教育…)
・マクドナルド店舗外観デザインを世界共通モノサシとした景観コントロール手法

業務歴

・2004年度〜、NPO法人 中部リサイクル運動市民の会 理事

委員等

・21世紀の夢を拓く研究倶楽部 世話人 (21世紀万博誘致委員会 1995〜1997年度)
・FM名古屋番組審議会 副委員長および委員長 (FM名古屋 1997年および1998年)
・名古屋市ビジターズ戦略推進会議 委員 (名古屋市 1998年度〜)
・名古屋市西区「ものづくり文化の道 (仮称) 」検討部会長 (名古屋市西区 2000年度〜)
・学生提案型地域づくり協働支援事業審査委員会 座長 (愛知県 2004年度)

役職等

・日本都市学会および中部都市学会常任理事 (1994年度〜)
・都市農地活用アドバイザー (財団法人都市農地活用支援センター 1995年度〜)
・市民がつくる市民塾 白壁アカデミア 代表世話人 (1998年度〜)
・名古屋商工会議所名古屋都市再開発研究会 副幹事長 (2000年度〜)
・日本都市計画学会中部支部 幹事 (2003年度〜)

著作

・雑誌「アメリカの都市開発における公共と民間のパートナーシップ」名古屋都市センターVOL3 (財団法人名古屋都市センター / 1994年4月)
・雑誌「名古屋の都市イメージ形成史」アーバンアドバンス NO.6 (財団法人名古屋都市センター / 1995年12月)
・雑誌「文化のみち−建築資産を活かしたまちづくり」アーバンアドバンス NO.20 (財団法人名古屋都市センター / 2001年2月)
・共訳「よみがえるダウンタウン」北原理雄監訳 (鹿島出版会 / 1992年12月)
・共著「エコロジカルな都市づくり」『21世紀の中部圏』分担 日本計画学会中部支部編 (中日新聞本社 / 1995年10月)
・共著「名古屋・白壁地区−歴史的町並み保存と市民運動」『都市再生 (1) 成長主義を超えて−大都市はいま−』 (日本経済評論社 / 2005年4月 予定)