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「エコペーパー100」の製造中止のお知らせ

2008年6月9日

「エコペーパー100」の製造中止のお知らせ

当会は1991年から、「古紙を集めるだけでは古紙の循環はできない」との考えのもと、製紙会社と共同開発した新聞古紙100%・白色度60%のコピー用紙「エコペーパー100」の普及を通じて、古紙の利用拡大に取り組んでまいりました。

しかし、この数年は、中国等の新興工業国の経済成長による、古紙や原油をはじめとした原燃料の高騰の影響を受け、「エコペーパー100」の製造元である株式会社トキワの製紙事業の採算が急速に悪化している状況にありました。
同社は、この事態を脱却すべく抜本的な改善策を検討してまいりましたが、企業存続の観点から、特に大幅な採算割れの状況にあった2号抄造機 (「エコペーパー100」を含む更紙や包装用紙を製造) を、今年6月末をもって停機することを発表いたしました。

当会は、ご利用者の皆様にご迷惑をおかけするだけでなく、地域の資源循環の観点から、古紙循環を支える社会的インフラである抄造機を継続運転を求めてまいりましたが、残念ながら製造元の判断を覆すことはできませんでした。
これまで「エコペーパー100」をご愛用いただいた皆様、活動を応援していだたいた皆様にご迷惑をおかけすることとなり、販売元として心からお詫び申し上げます。
「エコペーパー100」の製造は6月末をもって終了いたしますが、それまでに在庫量を増やすことで、年内を目途に販売を継続してまいりますので、引き続きのご利用をお願い申し上げます。
なお、今後は在庫切れ等でご迷惑をおかけする場合がございますので、何卒ご了承ください。

「エコペーパー100」の代替品につきましては、現在、コンセプトに基づいた仕様の製品を供給できる製紙メーカーを鋭意調査中です。古紙や原燃料の高騰は製紙業界全体に共通しており、現時点でその目途は立っておりませんが、是非とも「エコペーパー100」に代わる新商品を開発したいと考えております。

できる限り環境負荷の低いコピー用紙の普及を通じて、持続可能な古紙循環を創り上げるという志半ばにして、このような事態になってしまい本当に残念でなりません。
社会が日々変化する厳しい状況の中ですが、当会は今後も新しい活動を模索し、「地域循環型市民社会」の形成に貢献していきたいと考えております。引き続きご理解・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。