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人づくり・環境教育

2017/06/29

今年もやりました!JICA研修「総合的な廃棄物管理」の企画・運営

 2017年1月中旬から2月下旬までの約40日間、今年もJICA研修「総合的な廃棄物管理」を企画・運営しました。今回の研修には、ラオス、マレーシア、ネパール、ニウエ、フィリピン、スリランカの6ヵ国から8名の研修生が参加しました。研修生たちは全員、政府や州、市町村等で廃棄物管理を担当する行政職員です。この研修の企画・運営は今回で3年目となります。
 最初に日本の廃棄物管理の歴史や法体系を学んでいただいた後、愛知県環境調査センター、半田市クリーンセンター等を訪れ、行政によるごみ処理について学びました。もちろん、恒例の「ごみ組成調査(ごみ袋を開けて中身を分析する調査)」も実施。今回は半田市内の資源集団回収にも参加しました。

ごみ組成調査でサンプルのごみをかき混ぜる・資源集団回収で住民の皆さんと一緒に作業

 横浜、富山、京都での研修旅行も行い、資源ごみのリサイクル工場や産業廃棄物の処理施設、過去の産業廃棄物の不法投棄現場等の見学も行いました。今回初めて訪れた「富山県立イタイイタイ病資料館」では、患者のご家族などでイタイイタイ病の恐ろしさを実感された「語り部」の方から、貴重な体験を聴くことができました。公害対策があまり進んでいない途上国から来た研修員にとって、非常に有益な視察となりました。

新幹線の前でポーズを決める研修生・真剣な表情でイタイイタイ病について学ぶ研修生たち

 今回は、当会監事の村田元夫さんのご指導のもと、「PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)」という手法を用いて、研修生たちはアクションプラン(帰国後の行動計画)を作成。発表会では、生ごみの分別を進めるプランや環境教育施設の建設等のプランが発表されました。

PCMの手法を研修生に伝える村田さん

 研修生のプランを聴いていると、焼却炉のない途上国のほうが日本よりも持続可能なごみ処理システムができる気がしてきました。日本に住む私たちが学ぶこともたくさんありそうです。
(レポーター/和喜田)

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